日本で活躍していた選手が、様々な困難を乗り越えてメジャーリーグに挑戦。
1995年5月2日野茂のデビューの日、NHKの衛星中継を見ようと早起きした私はドキドキしながら試合開始を待ちました。
そして試合開始。先頭バッターを空振り三振に取って切る上々の滑り出し。すごくほっとしたのを覚えています。
野茂はその後打たれたヒット1本、三振7つ奪い5回無失点でマウンドを降ります。
試合はその後延長になり結局ドジャースは負けたと記憶していますが、
野茂がフォークボールで三振を取るたびにアメリカの野球ファンが歓声を上げるたびに、
野茂が近鉄とのゴタゴタや、プロ野球OB達の「あのフォークは通用する」とか「いやあのスピードでは無理だ」などの勝手な憶測の数々を思い出し、泣きそうになりました。
今では、毎日のようにメジャーリーグの試合がテレビで流れ、日本人の姿が珍しくなくなってますが、
当時メジャーの球場で日本人がスタンディングオベーションで観客に称えられる姿を見るだけで胸が熱くなり、
日本人であることを誇りに思った記憶があります。
その時の活躍選手
野茂英雄(ヒデオノオモ)